KINGLILY 想いと情熱

夢へ向かう道のりで自分の身に起こった変化と気付きについて。

 

ちょっと昨日はいろんな想いが溢れたから…
久しぶりに”想い”の記事を書いてみることにする。
 

後輩とのLINE…

昨日、全日本合宿を終えた後輩が夕方LINEをくれて
内容はほんとファッションの相談で
 

これわたしに似合うと思いますー(*´▽`*)?
って内容やったんやけど…
 

その何気ない会話の最後に
 

じゃ、今から
練習いってきます♪

 
って言いよって
 

は…?…えぇ!?

 

ってなった。

 

もう一度言いますけども。
 

全日本合宿を
”昨日”終えたばかりの選手。

 

なんなら午前も
選ばれしメンツで練習したはず。
その午後に帰宅した後また練習に行くって言う。
 

強いはずやわ。
一切やらされてない。

 

その練習量も行動も
本当に自らが必要と感じて自主的に”選んで”る。

 

科学的には休むことも必要で
超回復をもくろんで計画的に鍛えるべきで
やりすぎることだってきっと良くない。
 

だけどこの子にとって
世の中のどんな常識も最先端の科学も
それはどっちでも良いことで
 

自分が”良い”と思ったものは取り入れて
”違う”と思ったものは容赦なく手放す。
 

指針がいつも”自分”にあって
その中で吟味して取り組んで
 

悔しい想いをしたことも涙したことも
全てを糧にしてまた”選択”していく。
 

それを、繰り返して今
彼女はこの世界でトップに立ってる。
 

そして今日もまた
”練習”することを選択したみたい。
 

毎日アホみたいに体中アイシングしながら
練習行く前に”わくわく♪”って送ってくる。
 

お前、すごいよ。
かっこいい。

 

その子は本当に元々強い選手ではなかった。
いや、正確にはその年代では強い選手やった。
 

でも体重がシニアの最軽量級にも満たなくて
その頃シニアとジュニアの差って結構あって
 

本当にその頃、誰もがきっと
今を想像してなかったと思う。
 

まさか、この子が。
このタイミングで。って。

 

それが今や名実ともに確実に
次世代のレスリング界を引っ張っていく選手になった。

 

この子と話してると、
いつも熱い気持ちにさせられる。
 

この子と話してるといつも
今の自分に足りないものと
今の自分に必要なことに気付くことができる。
 

わたしにとって後輩でありながら
人生の先輩のような、一歩先を照らしてくれるような
本当に、不思議な存在。。。

 

最近の自分は…

実をいうと、
最近すごく焦っていた。
 

女子アスリートの服を創りたい!!って
勢いと想い一つで慣れ親しんだ世界を飛び出して
 

社会ってやつにもまれながら
4年半かけてようやくブランドを立ち上げた。
 

やっと服が生まれるという
スタートラインに立って
 

今やレスリング界では最強の
母校の選手たちに試着してもらって
最高の笑顔が見れた。
 

泣くほど嬉しかった。
 

SNSが主流のこの時代にすごい速さで
あらゆるスポーツ界に拡散されて
本当に必要な人に届くと信じていた。
 

だけど。
蓋を開けてみたら
 

想像していたスピードでは注文が入らず
認知が広がるのが遅い。

 

SNSでも思っていたようには拡散されて行かない。
 

やっとここまで来たって言うときに
足元を見られている感じがすげーする。
 

特に、近しければ近しいほどに。
 

でも想定外のことだって
起こってしまえばそれが事実なわけで
向き合う以外に選択肢はないわけだ。
 

わたしの読みは、甘かった。
わたしは自分を過信しすぎた。。。

 

練習が終わったその子から
またLINEが入った。
 

ゆりさん!!今日…
すごいって思うことがあった!

 

って。

 

後輩が感じた”すごい”の理由

ゆりさん、今日ね
練習姿勢を叱られた子が何人かいて。
 

その練習姿勢だったら
早く来て先に練習を始めてる
トップ選手に勝てるわけないぞって。
 

うんうん。
 

…母校の今のトップレベルの選手たちは
自主的に決められた練習時間より先に来て
もう練習を始めるような子たち。
 

逆に今その選手たちに勝てない子たちは
トップ選手が先に練習を始めてるその場所に
ただ存在してるってことなんやけど…
(それ逆にすごいと思うけど)

 

…続けてLINEが来る。
 

それでね、叱られて
練習する子と帰る子がいて
 

一人だけ、最後まで残って練習してて
その子が自分のとこに来て…
 

明日から一緒に
練習前の練習混ぜて下さい

 

って言ってきたんです!!
 

言われてすぐ変われるって
すごいなって思いました!

 

…。
 

もう、何。
このハイクオリティなやり取り。
 

これが、若干二十歳そこそこの子と
まだ二十歳にもならない子のやり取り。
 

レベル高すぎるし、
この後輩の感性がすごすぎる。
 

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これが10歳も下の後輩だから末恐ろしい。
 

なんなの、こいつ。
もう…かっこよすぎて…
 

逆に気持ち悪いわ!笑

 

続けてこう言ってた。
 

変化するって勇気がいるし
すごく難しいから
 

言われてすぐ変われるって
すごいと思うんです。って。

 

そして、後輩は飯を食いに消えた。。。

 

自分が犯した間違いと
自分が求めた変化

わたしが柔道を始めた頃って
どんなんだったかな…
 

それはもう忘れたな。
 

わたしがレスリングを始めた頃って
どんなんだったかな…
 

あの時最初から私にとって
最大のライバルは日登美先輩やったな。
 

一番弱かったくせに他には目もくれんと
毎日毎日ストーカーみたいに
 

一番に当たりに行ってボコされて
また当たりに行ってボコされて
 

練習終わったらトレセンついてって
一緒にやらせてください!!ってお願いして
 

次の日も次の日も…
でもそんな日々は長くは続かなくて…
 

日登美先輩は心を傷めて休養に入った。
同じころ私も菌に負けて休養を余儀なくされた。
 

何度も自問自答して
マットに戻って程なくしてから
日登美先輩もまた”妹のサポート”をしに戻ってきた。
 

それから今度は毎日毎日
 

練習が終わった後に練習を見て下さい!!
今の技を教えてください!!
 

寮でも一緒に遊んでください!!←ぇ。
お風呂も一緒に入りましょう!!←ぇ。
(変な関係では断じてない。笑)
 

あの頃の自分に正解なんてなかった。
自分で信じたものが正解やった。
 

周りの目なんてまるで気にならなかったし、
先輩はいつでもレスリングの話、人生の話を
深く、何度も話してくれた。
レスリングの話はいつまでしても楽しかった。
 

そしてそんな日々も長くは続かなくて…
 

先輩はもう一度選手として
天下を取りにマットに戻ってきた。
 

本当のライバルになった。
もう一度、本気で倒しに行けるのが嬉しかった。

 

ちょうどそのころ、わたしは
チームの中でだんだん”先輩”になっていった。
 

先輩の背中を見て
あんなかっこいい人になりたくて
(というより自分が倒したくて。笑)

自分は頑張れたから…
 

わたしも先輩として見本にならなければ!
”かっこいい先輩”でいなければ!!
 

しかし自分にはあの頃の
日登美先輩のような実績はない。
 

日登美先輩は最強だった。
本当に誰にも負けなかった。
 

わたしは”強い自分”を間違った。
”かっこいい”をはき違えてた。

 

弱いところを見せないこと
失敗しないことがかっこいいと勘違いしてた。
 

どう見られるかを気にして
失敗しないことを目指して
自分の成長を自分で止めてた。
 

LINEをくれた後輩は
あの頃のわたしと同じことを言った。
 

後輩にとってまだまだ
カッコイイ先輩でいたい

 

でもそのあとが違った。
 

自分にとって
いい刺激だと思います!

 

って。
 

ライバルたちとの日々を
”新鮮”と捉えて
前向きに純粋に練習を楽しんでる。
 

わたしは負けるのが怖かった。
それはこの子もきっと同じ。

 

決定的な違いは、
 

わたしは

”弱いと思われる”

ことが怖かった
 

この子は

”目標を達成できない”

ことが怖い
 

他人から見られた自分と
自分自身の目標と。
 

この違いは本当に大きい。
結果が大きく変わる。確実に。

 

でも、わたしは何かを始めるとき
いつだって”後者”なの。
それだけは間違いない。
 

聞く耳なんて持たない。
自分が信じる夢を信じる。
自分が信じる道を信じる。

 

誰かが言うからやるんじゃない。
違うって言われたって信じない。
 

自分がやりたいから、やる。
実際に実現させてみせる。
 

”認めてもらう”んじゃない。
”認めざるを得ない”自分になる。
 

でもいつもどこか途中から
急に不安になりだす。
 

指標が、自分から
離れそうになる。

 

迷う。立ち止まる。悩む。
 

また繰り返しそうになってたんだ。
 

”経験”こそ偉大だなって思うのは
まさにこの瞬間。
 

がむしゃらに練習して
いつの間にか日の丸を背負って
”先輩”になってたあの頃と
 

服創る!って口だけで
4年半も過ぎたけど
本当にブランドを立ち上げた今と。
 

情景が、重なる。

 

わたしが変化をするときは、
きっと今なんやと思う。

 

この先に創っていく道

わたしは一体誰に期待していた?
 

自分が好きで創ったものを
私以外の誰かが広めてくれるとでも?
 

いつだって新しい道に飛び込んでいった。
 

レスリングを選んだ時だって
友達なんて誰もいない愛知に
 

このKINGLILYの道を選んだ時だって
友達なんて誰もいない東京に
 

そのたびに
連絡を取らない人だって増えてった。
 

自分が自分で選んで
その分自分で手放してきた。
 

いつも新しい世界が見たかった。
決められた”見える”道を歩きたくなかった。
 

成長していく自分に期待したかった。
今度こそ失敗を糧にする自分になりたかった。
 

それなのに私は
やっとカタチにできたとたんに
 

過去にすがってたというの?
 

すでに”すごい”人が着てくれて
そんな自分に”すごい”って言ってほしかったの?
 

自分は手放してきたのに
人が自分から離れていくのは怖がったの?
 

ほんと、自分キモイ。
目を覚ませ。

 

本当の気持ちは、
心から感情が溢れたのは、
 

最高のワクワクと
嬉しいを感じたのは
 

あの瞬間。
 

服を着た後輩たちが
感動してくれた瞬間。

 

自分が本気で
追求してきたものが

 

嘘偽りない
笑顔を生めた瞬間。

 
 

社交辞令なんてクソくらえ
嘘も上っ面の言葉もいらん
 

かっこ良くなくたってええわ。
 

何かを利用すんな。自分の腕で勝負しろ。
やってもらえると思うな。
 

ひるむな。進め。

 

一人。まずは一人だっていい。
本当に喜んでくれて
手に入れてくれた人がいた事実を信じよう。
 

事実を積み重ねていこう。
選ばれる自分に、自分がなっていこう。
 

自分にしかできないって
信じた自分自身を信じよう。。。

 

そんなことを誓った夜に、
インスタグラムから執筆のオファーが来た
ママガールのWEBサイトで
書いた記事が特集に選ばれてた。笑
 

http://www.mamagirl.jp/0000026217/

http://www.mamagirl.jp/0000026217/


 

神様はわたしを喜ばせるのがうまいな。笑
なんやねんこのタイミングは。
 

そしてLINEしてくれた後輩。
また一歩先を照らされた。
いつも熱い想いに気付かせてくれてありがとう。
 

わたしが昔怖かったってこと
早く忘れてくれない?笑
 

そして最高に喜んでくれたみんな
ほんまにありがとう。
 

あの笑顔が無かったらこんなん思えんかったわ。
 

そしてなんやかんや
こんなわたしの記事や報告を
SNSでシェア拡散して下さる方々
ほんまにありがとうございます。
 

おかげさまで
名前も知らない方からの注文が増えてます。
 

わたしが描いた未来。
 

わたしは自分がすべきこと
自分にしかできないこと
これからも全力でやっていこう。
 

あいつらがもっと選べるように
その笑顔をもっとみたいから
 

あいつらにだけはずっと
ゆりさんかっこいいー!って言われてたいから
 

もっともっと創れるように
認められる自分になれるように。
 

次は何を目指そうかな(●´ω`●)?
 

紙媒体の雑誌に載りたいな!
それアツいよね!!
 

あ、着やせの本出しませんか?とか
オファー来るのを目指そうかな。
それもなかなかイケてるよね!!
 

後輩に気付かせてもらってるとか
まだまだダサいから
 

後輩が引退するときに
ゆりさんみたいになりたい!!って言わせて
逆転したらなあかんからな!!!!
 

LINEでも言うたけど…
 

お前には負けん!!

 

わたしの人生、
まだまだこれからドラマが待ってそう。
気合い入れていこう♪

 

 

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