KINGLILY 岡田友梨 想いと情熱

2016年の振り返りと2017年へ向けての想い

今年はオリンピック年で
日本が金メダルを量産したこともあり
 

今年の漢字や、
今年はどんな年だったか?っていうのに
"金"というのをよく目にした。
 

 
わたしは?
 

わたしは "変"
本当に変化した一年だった。
 

 
今年はKINGLILYというブランドが生まれた年で
 

初めて"事業"を経験し
初めて"生産"を経験し
初めて"自分のデザインが服になる"ことを経験し
初めて"全責任を自分が負う"立場を経験し
初めて"TV出演"し
初めて"解説"という仕事をし
初めて"自分が主催する"イベントを興し
初めて"デザイナー"として振る舞い
初めて"社長"として振舞った
 

そんな、初めてだらけの一年だった。
 

 
去年まで"頑張れ"と言われていたけど
今年は"すごいね"って言われる一年だった。

 

なぜ?

 

何かを為したから?
わたし自身は、わたしという人間は
何も、何一つ変わってないです。

 

胸に抱いた夢を、野望を、目標を
本気で掴みにかかって行動できた一年というだけで。
 

 

人は目に見える"事象"や"結果"に
簡単に左右される。扱いが変わる。

 

 
わたしにはちゃんと"過程"があるから。

 

思い出すだけで泣ける
"苦節"と言える時期が死ぬほどあるから。

 

わたしが今年一年で本当に心が動き
本当に良かった、最高だったって本気で言えるのは
 

心の底から感謝できたのは

 

"損得じゃなく心から信じられる仲間ができたこと"
"弱さを受け止め、心を整理してくれて、常に信じ続けてくれる夫の存在"
"他の誰が決めたわけじゃない己が決めた己の人生を己の足で歩めたこと"

 

ここだから。

 

そして知ることができた。

 

自分が自分の心で、言葉で、生み出した想いが、モノが
誰かの笑顔を生めたとき
誰かの心を確かに動かしたとき

 

生きてきた人生に最高に自信を持てて
自分に生まれて良かったと心から思えるということ。

 

これは、わたしだからじゃない。
わたしは何も特別じゃない。

 

わたしは27歳のときレスリングシューズを捨て、
"日本一" "世界3位"という肩書きで
拓けるであろう道をすべて捨てて

 

27歳でフリーターになった。

 

誰も寄りかかれる人のいない東京に
関わったこともないファッションの世界に触れに
昼夜アルバイトをしながら学生をするっていう

 

"何者でもない"人間
だった時代がちゃんとあるから。

 

今、わたしの人生が一つにつながり、
それが人に知られるようになったのは

 

"諦めなかったから"

 

それだけだから。

 

わたしがブランドを立ち上げず
途中で目標を投げ出し
とりあえず教員免許あるから非常勤に…
とかいう人生の選択をしてたら、今はない。

 

今年為したすべては、何もない。

 

自分がどんな人間になりたいのか。
自分がどんな感情を味わいたいのか。
自分はどんな未来が理想なのか。

 

"夢"なんかじゃなくていい。
そんな壮大じゃなくていい。

 

"目指す"ものがあれば、
それに向けて行動が伴えば

 

確かに未来は変わる。

 

そして、本当に己の力で為すことができれば

 

そのとき、
心から泣けるくらい湧き出る想いは

 

"周りにどう評価されたか"ではなくて

 

自分が、自分として生きられた喜び
自分を、本当に支えてくれた人への感謝

 

そして、次の目標が
自然に浮かび上がってきて
挑戦し続ける自分になれる。

 

たった一つ、確かなことは
どんな小さな目標も、目指す未来も、
"1人では辿り着けない"ということ。

 

自分の感情が

本当に怖いほど揺さぶられたとき
本気の仲間なのか、

信頼できるパートナーなのか、

喜ばせることができたお客様なのか

 

影響を受け、与えられる"人"が
必ず存在していた。

 

今年はいい意味で

 

KINGLILYを生み出し、
いつしか追われ、翻弄され
必死で走り続けた一年だった。

 

今、改めて思い返す。

 

わたしがKINGLILYを
志した信念は何か。

 

強く、美しい女子アスリートの
見た目も美しくしたい

そうすることで
女子アスリートを目指す子供が増えてほしい。

 

これはわたしがアスリートとして
生き"させてもらえた"
環境に、人たちに向けた"恩返し"の部分。

 

メディアに求められる回答。

 

心の底から"自分が"為したかった想いは。
本当に心が震えるほどに為したかった想いは。

 

自分以外の誰かに容赦なくかけられる
"無理"をぶち破りたかった。

"無"から生み出す過程を経験したかった。

 

何歳からでも夢を追うのは遅くないと

 

誰に反対されようが
自分を信じて行動を続ければ切り拓けるのだと
人は、"今"何者でもなかったとしても、
変わることができる。
切り拓くことができる。

 
その証明になりたかった。

 

だからあえて
"環境"や"自分より上の誰か"に
守られない道を選んだ。

 

誰かを"すごい"と言うのじゃなく
自分以外の誰かや何かを評価するんじゃなく

 

自分の人生に両足突っ込んで
"自分"を最高に楽しむ生き方は
本当に生きてる!!って思えるんだってことを

 

自分自身が証明したかった。

 

自分の想い、諦めんなよって
自分の想い、隠すなよって
偉そうに人を評価して生きてんなよって

 

反対なんて当たり前にされるし
潰されるし踏みにじられるし
心はズタズタに傷つくし
ピンチで最強にメンタルやられるし

 

だけどその度に歯をくいしばってたら
損とか徳とか
自分に利があるかとか関係なく
"想い"に共鳴してくれる人が
周りに集まり始めた。

 

為したい想いを本気で信じて
本気で手を貸してくれる人に出逢えた。

 

わたしが"為せた"のは
この人たちのおかげだから。

 

2017年はわたしが
その"存在"になる。

 

ひとりぼっちの時期。
何者でもない時期。
反対されバカにされた時期。
どうしていいかもわからなかった時期。
不安で本当に自分が為せるのか自信なくなった時期。

 

そのすべての時期を確かに経験したからこそ

そのすべての気持ちに
心から共感できるから。

 

上っ面の言葉なんて吐かない。

 

誰かの夢を本気で信じる。
誰かの想いを本気で信じる。

 

そしてその道の途中で
自分で整理しきれない思いや

 

周りからの評価や雑音に
左右されない気持ちの持ち方、考え方を
状況を分析して導き出す。

 

"自分の人生"を、
自分が自分に一番興味を持って
磨き、目指す生き方ができる人を増やす。

 

これこそわたしが
KINGLILYを志した信念。
 

KINGLILYとして
新たな道を切り拓き続けながら
その背中を見せ続けながら

 

"導ける人"

 

になる。

 

大きいとか小さいとかじゃなくて
誰がすごいとかじゃなくて

 

自分がどんな目的を持って
自分の人生どう生きるのか。

 

それをワクワクして話せて
それを聞いて刺激を受けて
 

いいね!
わたしはね…!

 

って
みんなが言える世の中にしたい。
 

 
テレビに出たから、
ブランド立ち上げたから
 

調子乗ってこんなこと
しようって言い出してんじゃない。
 

そもそもの
人生の目的がこれだから。
 

自分自信の可能性を
信じられる人を増やしたい。

 

それに説得力をつけるために、
わたしはゼロから
KINGLILYを生み出す決断をした。
 

だから
 

”時が来た”

 

ということ。

 

この部分をもっと深く深く掘り下げて
改めてまた2017年の決意表明をしたいと思います。

 

2017年は
今年よりもっと熱く生きる。

-KINGLILY, 岡田友梨, 想いと情熱