KINGLILY 夫婦の絆ヒストリー

起業を通して育んだ夫婦の絆ヒストリー。vol.③

ついに家出当日…。
 

だけど気付いてしまった
今までの夫の頑張り。
 

どどどどーーーする!!

 

第3話です♪
過去の2話はこちらからどうぞ◎
 
起業を通して育んだ夫婦の絆ヒストリー。vol.①

起業を通して育んだ夫婦の絆ヒストリー。vol.②

 

パソコンの英数字と記号の羅列の前で
硬直している私…
 

頭だけが超高速回転でグルグル。

 

▶謝る

 いや、家出する

 
謝るしか…
いや、でもアパート借りちゃったぜ?
 
今更許しを請う…?
 

 謝る

▶いや、家出する

 
一度やると決めたら後悔してもやらねば
(お前は武士か!)
 

▶謝る

 いや、家出する

 
いやいや、人間として
悪いと思ったら謝らなければ。
 
許してもらえたら
また一緒に頑張ればいい。
 
許してもらえなかったら
家出して自分のしたこと後悔すればいい。
(最初からここにたどり着けよ)

 

…と、いうわけで
 

選択肢は
 

A YA MA RU に決定!!

 

【謝る】
あやま - る

悪かったと思って
わびること。

(このくだり絶対いらんw)
 

まぁ今だから
こんなこと書いちゃってますけど
 

当時は心臓バクバクどころか
もう飛び出て落ちてましたからね。(嘘)

 

とにかく謝ることを決めた私。
でも”AYAMARU”始動まで数時間ある。
 

居ても立っても居られないけど
居るしか立つしかできない私。…座ってたけど。
 

とにかく、
今までのことを思い返してみることにした…

 

思い出した記憶と
気付いた自分の傲慢さ

KINGLILYを
何としても形にしたい!
オリンピックに間に合うように!
 

そう思って行動に移した頃から
いろんなことがありました。
 

数年前に夢を語ったときに、
 

本格的に動くときになったらいつでも言って!
出資するから!!
 

そう言って下さってた方に相談に行ったら
 

"お金の切れ目は
縁の切れ目だから"

 

ということで借りることができず
その代わりに
"融資"というものに挑戦することになりました。
 

私はこのとき、
 

今の自分という人間に
それだけの価値を感じてもらってないんだな
 

って妙に納得して、
逆に火がついたんだけども。
 

わたしは選手時代から
お金=自分が提供できる価値
という世界で生きてきて
 

一定時間働けば給料発生とかの
システムじゃなかったから
(まぁ基本給あったけど気持ちの上で)
 

だったら価値を創り出して
再挑戦!という気持ちでいました。
 

でも、敏腕営業マンだった夫には
めちゃくちゃ叱られて。
 

決めてくるところで決められない
ダメです、あぁそうですかと帰ってくる
簡単に信じて大丈夫と言う
 

的なところに。
 

このときわたしは
夫が言うことよく分からなくて。
 

貸したくないって言うてるんやから
別にいいやん。
その人にとって私が
それだけの価値がないだけで
他にも方法があるんやから、って。
 

だけど、やたら怒ってた。
うるせー口縫うぞ!!ってくらい。
 

でも、
その本当の意味は…
 

自分の人生かけた夢を
お金を出す価値がないって
自分で認めてるってこと

 

…そこだったんですよね。
そこに本気で怒ってた。
 

あー…もう
本当に恥ずかしい。
 

あんなに仲間に
泣いてもらってまで
 

“待ってる”って
新しい夢に
送り出してもらったのに。。。
 

わたしよりも夫の方が
ずっとずっと信じてくれてた。
 

私よりもずっとずっと、
お前がやろうとしてることには価値があるんだ!って

 

それに、
リーダーである私が
"大丈夫"って発言して
大丈夫じゃなかった時に
自己完結してしまうなんて。
 

私は本当に甘かった。
 

それでも夫は
そんなわたしの失敗を受け入れて
共に乗り越える道を選んでくれた。
 

今となってはこんなに分かるのに
あの頃は…
 

この分からず屋!頑固者!ハゲ!(ハゲてない)
…って夫に対して思ってた私。
 

穴があったら入りたい……
 

あ、そちら穴あります?
今から伺います…←ォィ
 

そんなこんなしてたら
夫からのLINEが!!
 

”飲んでくる”
 

ターイーミーンーグー!!

 

今の私には
ハイワカリマシタとしか言えません!!
 

先延ばしにしたくない問題を抱えながら
深夜まで帰って来ない夫!!

 

もーーーーーーーーーーー。
どうしたらいいのーーーー。

 

vol. ④へ・・・続く。

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朝が苦手なウチの旦那くん。
仕事の日はピョーーーーーン!って起きる。

私の苦手なオンとオフの切り替えが得意。
 

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